俺を踏み台して翔んで行け

僕の失敗や反省から得たものをシェアしたい

職場の送別の品の金額が高すぎるので文句を言いました。

先週、会社で前の部署で一緒だった派遣の人が退職した。

 

退職したのは男性の派遣のHさんという人。Hさんは3年ほど働いていたので、派遣の中ではわりと長い方だった。

 

僕はHさんの退職を聞かされた数日後、その部署の派遣をまとめる立場のMさんという人にエレベーターで会った時に、

 

「Hさんが辞めるから、送別の品贈ろうと思うけど、協賛してくれるよね?」

 

と聞かれ

 

「・・・あ。はい。もちろん」

と僕は答えた。というかここでそれ以外の回答は無い。

 

正直Hさんとはあまり関りは無かったのだけど、別に数百円の協賛くらい気持ちよく出すつもりだ。

 

そしてその次の日、Mさんから僕を含めた3人宛にメールが届く。

 

「Hさんにプレゼントとしてタブレットを贈るので、この4人で割りましょう!!」

 

・・・・ん?タブレット

いくらするんだ? 

って2万円?・・ん?2万円??

 

そう。4人で割ると1人5千円ほどの支出になるとのことだった。

 

そのメールを受けた瞬間、僕の中で静かに怒りがこみ上げてきた。

ゴゴゴゴゴゴゴ・・という低い音が頭の中に鳴り響いた。

 

僕の会社は人の出入りが多いので、これまでも何人もの同僚が退職してその都度送別してきたが、5千円もの大金を支出したことなど1度も無い。当たり前だ。普通、送別の品で許容されるのはせいぜい1人数百円だろう。

 

物凄くお世話になった先輩への品であれば分かるが、仕事で関わりの薄い派遣の人宛に何故5千円もの支出を求められるのか。どうしても理解できない。

 

Mさんは管轄下の派遣メンバーの人気取りに躍起になりがちな人だった。派遣メンバー奢ったりお菓子を配ったりと気を使いまくっていた。ところが悲しいかな、そういう部下にゴマをするタイプの上司はいつだって部下に軽んじられナメられるものである。

 

しかしながら、僕以外のメンバーは「取りまとめありがとうございます~」などと優しいやり取りをしている。誰だって送別の品に文句は言いたくないだろう。ただ、これは絶対におかしい。絶対皆無理をしている。会社の送別の品なんてハンカチで十分。2万円のタブレットは過剰だ。アホすぎる。こんなの悪習だ。

 

これは誰かが言わないといけない問題だと思った。

・・俺が言うしかない!

 

変な使命感にと怒りに燃えた僕だが、ここで反射的にブチ切れても頭おかしい人と思われかねない。

 

僕は一旦冷静なふりをして

 

「え?どうして4人だけなんですか?やるなら部署全員でやりませんか?」

 

と返信した。送別の品自体には文句を言わず、たった4人で割ることに異議を申し立てることにしたのだ。タブレットは買ってしまったなら仕方ない。ただ割る人数が少なすぎる。そこは責任もってちゃんと仕切ってくれよと。

 

そして、それの返信の内容次第で、僕はその次のメールで思いっきりブチ切れて反論してやろうと待ち構えたのだった。どんな内容で返信してやろうか考えていたら物凄くワクワクしていた。

 

ところが待てども返信は無かった。

結局その送別の品も送ったのか送っていないのか分からない。

僕の思わぬ反応に驚き、計画がリセットされたのかもしれない。

 

職場での送別の品問題は、見方によってはハラスメントになり得ると思う。

 

金額の差はあれど、どこの会社でも送別の品の為の強制徴収は行われている。常識的な幹事であれば1人数百円になるだろうが、Mさんのように仕切りが悪い幹事の場合だとこのように異常な負担になることもある。

 

送別の品に異論を唱えられる人は決して多くない。誰だって送別のことで揉めたくない。旅経つ同僚を気持ちよく送り出してやりたい。ただ一方で負担に感じている人も必ずいる。結構センシティブな問題なのだ。

 

 

 

僕の考えとしては、職場での送別の品は一切無しで良いと思う。贈り物は色紙だけでOK。送別の品は一度高価な物を贈ってしまうと、次の人への贈る場合のハードルになってしまうからだ。だったら一切無しにしてしまった方が良い。それ以上のものを贈りたい場合は個人的にやってくれ。

 

この辺りは個人の感覚にもよるので難しい問題である。

 

いっそのこと「職場での送別品の為の金品の強制徴収は禁止する」労働基準法に明記してくれたら一件落着なのだが。安倍首相、検討してみてはいかがでしょうか。